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  1. 八王子市議会 2003-05-28
    総務企画委員会(5月28日) 本文 2003-05-28


    取得元: 八王子市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-11
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                    〔午前10時00分開議〕 ◎対間康久委員長 ただいまから、総務企画委員会を開会いたします。  なお、本日の進行につきましては、お手元に配付しました日程及び審査順序・方法をお目通し願います。  以上の方法により進行することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2 ◎対間康久委員長 御異議なしと認め、そのように進行いたします。  改選後初めての委員会ですので、一言ごあいさつをさせていただきます。  私は、委員長を仰せつかりました対間でございます。何分ふなれなため、多々皆さんに御迷惑をかけたりすることと思いますが、委員の皆さんの絶大な御協力、御支援、並びに行政の皆さんの御指導をいただきながら、一生懸命やっていきたいと思いますので、くれぐれもよろしくお願いいたします。  それでは、次に副委員長からごあいさつをお願いいたします。 3 ◎森英治副委員長 副委員長を務めさせていただきます森でございます。よろしくお願い申し上げます。  委員長を補佐し、委員会がスムーズに運営できるように努めていきたいというふうに思っています。委員の皆様、そして、理事者をはじめ行政の皆さんの御協力をよろしくお願いを申し上げます。  今後ともよろしくお願い申し上げます。 4 ◎対間康久委員長 続きまして、委員の紹介ですが、机上の名札にて省略させていただきます。  次に、理事者からごあいさつをお願いいたします。 5 ◎畑中助役 初めての会議でございますので、理事者として一言ごあいさつを申し上げます。  当委員会が所掌いたします事務は大変広範囲にわたっておりますし、また、課題もたくさんございます。そうした課題の解決に向けて、どうか委員の皆様には御指導賜りますようによろしくお願いを申し上げます。  なお、質疑に際しましては、私ども市側としては誠実に対応させていただきますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 6 ◎山本収入役 収入役の山本俊男です。どうぞよろしくお願いいたします。 7 ◎対間康久委員長 続きまして、部課長の紹介をお願いいたします。 8 ◎田中企画政策室長 企画政策室長の田中正美でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
     それでは、企画政策室の部課長を御紹介を申し上げます。  参事の白柳和義でございます。  次長を兼ねて、主幹の小島敏行です。  主幹の尾川紀子でございます。  同じく主幹の坂倉仁です。  主幹の塚本直克でございます。  広報担当主幹の青木正美です。  市長会派遣、主幹の志村勝です。  以上でございます。 9 ◎村山総務部長 総務部長の村山博夫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、御紹介いたします。  労務担当参事、橋本義一でございます。  情報公開・個人情報保護担当主幹、磯沼正巳でございます。  人材育成担当主幹、峯尾常雄でございます。  システム調整担当主幹、内田哲生でございます。  財務会計システム担当主幹、尾嵜敏夫でございます。  秘書課長、大澤幸男でございます。  庶務課、次長兼課長、あわせて公平委員会事務局長、岡部正明でございます。  職員課、次長兼課長、菊谷文男でございます。  安全衛生管理課長、森文男でございます。  情報システム課長、高橋敏夫でございます。  防災課長、栗山晴行でございます。  以上でございます。 10 ◎下田財務部長 財務部長の下田豊です。よろしくお願いいたします。  財務部の管理職を紹介いたします。  土地・南大沢複合施設総括管理担当主幹の小谷田利秋でございます。  次長兼財政課長の坂本誠でございます。  管財課長の鎌田晴義です。  次長兼契約課長の田沼正輝でございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 11 ◎原島行財政改革推進室長 行財政改革推進室長の原島一です。どうぞよろしくお願いいたします。  紹介します。  次長兼主幹の中村敬でございます。  以上です。 12 ◎宮崎IT推進室長 IT推進室長の宮崎征男でございます。よろしくお願いいたします。  職員の紹介をさせていただきます。  主幹の渡辺孝でございます。  情報化推進担当主幹の鈴木襄太郎でございます。  以上でございます。 13 ◎高野税務部長 税務部長の高野国利です。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、税務部の管理職を紹介させていただきます。  部付主幹、土地担当、田中昇一です。  部付主幹、滞納対策担当、天野克己です。  部付主幹、滞納解消対策本部担当、奥住茂雄です。  次長兼住民税課長、遠藤元宏です。  次長兼資産税課長、江藤昇です。  納税課長、上田宏です。  以上です。どうぞよろしくお願いいたします。 14 ◎小林生涯学習部長 生涯学習部長、小林昭代です。よろしくお願いをいたします。  それでは、生涯学習部の部課長を紹介します。  参事、ふれあい財団・事務局長、西野栄男です。  参事、ふれあい財団・学園都市事業推進担当部長、石原長治です。  主幹、ふれあい財団・経営管理課長、松岡一男です。  主幹、ふれあい財団・芸術文化振興課長、大谷平行です。  主幹、ふれあい財団・コミュニティ・スポーツ振興課長、川上健一郎です。  男女平等施策推進担当主幹婦人センター館長、鈴木邦明です。  生涯学習関連施設整備担当主幹、伊藤達夫です。  推進課長、井上美文です。  交流課長兼NPO支援・協働推進事業担当主幹、桑原次夫です。  以上です。よろしくお願いします。 15 ◎池田市民部長 市民部長の池田丈三です。よろしくお願い申し上げます。  紹介いたします。  市民生活担当主幹、深須達男です。  市民課長、鈴木達雄です。  国民健康保険年金課長、増島勉三です。  斎場事務所長、福島省治です。  浅川事務所長横山事務所長兼館事務所長、荒井敏雄です。  由木事務所長由木東事務所長南大沢事務所長の原田弘志です。  元八王子事務所長恩方事務所長川口事務所長加住事務所長、山下實です。  北野事務所長由井事務所長石川事務所長の木下孝志です。  八王子駅前事務所長、尾川利吉です。  以上でございます。 16 ◎原出納課長 出納課長の原祥郎と申します。よろしくお願いします。 17 ◎小牧選挙管理委員会事務局長 選挙管理委員会事務局長の小牧喬明でございます。よろしくお願いいたします。  主幹の久保田重隆でございます。  以上です。 18 ◎下田監査事務局長 監査事務局長の下田有二です。よろしくお願いします。  それでは、主幹を紹介します。  野島功です。  以上です。 19 ◎対間康久委員長 それでは、引き続きまして担当書記を紹介いたします。  平野房枝君です。  野口純君です。  以上で紹介は終わりました。  なお、退席される課長は退席されても結構でございます。  それでは次に、本委員会の所管事項の説明でありますが、議会事務局については省略させていただきます。  それでは、お願いいたします。 20 ◎田中企画政策室長 お手元に常任委員会所管事項説明資料があろうかというふうに思いますけれども、本日とあすの各常任委員会では、現行組織によります所管事項について御説明をさせていただきます。既にさきの代表者会におきまして、第2回定例会に組織改正条例案を提案させていただくことで御了承をいただいております。したがいまして、議会で御承認をいただいた後に実施した際には、本資料を改定し、改めて御配付をさせていただくこととしておりますので、あらかじめお含めおき願いたいと思います。  それでは、企画政策室の所管事項について御説明を申し上げます。  お手元の資料11ページをお開きを願います。  主要事業、事務事業の概要にお示しのとおり、まず、市政運営の基本となる計画づくりを担当しております。本年4月から適用の八王子ゆめおりプランは、昨年、第4回定例会において議決をいただいたところであります。  また、2の行政組織や職員の定数管理以下、事務改善、外部監査、地方分権の推進等を担っているほか、7、8、9に記載のとおり、広報はちおうじ等の編集発行、ホームページの開設等広報業務を分掌しております。  私からは以上でございます。 21 ◎村山総務部長 それでは、総務部の所管事項について御説明いたします。  15ページから22ページに記載しております総務部は、部長及び労務担当参事のほか、6課99名で構成をされております。秘書課5名、庶務課22名、職員課26名、安全衛生管理課8名、情報システム課28名、防災課10名となっております。  まず、15ページの秘書課でございますが、秘書に関する事務、市長会関係の事務及び市長の資産等の公開に関する事務を行っております。  次に、16ページの庶務課では、表彰、人権、平和、生活安全に関する事業、郵便物等の収受、発送に関する事務、市議会の招集、議案の調製等に関する事務、文書の保存管理、情報公開・個人情報保護に関する事務、各種統計調査の実施、統計八王子の発行等について事務を行っております。  次に、18ページの職員課でございますが、人事異動、研修、採用試験、給与支給、人事給与制度の構築、公務災害補償、福利厚生等に関する事務を行っております。  続きまして、19ページの安全衛生管理課では、職員の安全と健康の確保を主な業務として、健康管理に関する事務、労働環境衛生に関する事務、安全管理者、衛生管理者に関する事務を行っております。  次の20ページの情報システム課でございますが、ホストコンピュータの自庁処理にかかわる開発、運用管理及び行政情報システムの開発、運用管理を行い、情報化の推進を図っております。
     最後になりますが、21ページの防災課ですが、ここでは、震災対策に対する事務、台風等の災害に関する水防対策、気象観測、気象予報業務、これに消防に関する事務といたしまして、消防事務委託、消防団の事務等を行っております。  総務部の所管については以上でございます。 22 ◎下田財務部長 財務部の所管する事項について御説明いたします。  23ページをお開き願います。財務部は、財政課、管財課、契約課の3課に、土地・南大沢複合施設総括管理担当を含めた体制となっております。  恐れ入りますが、1枚めくりまして、25ページをお開き願います。  財政課につきましては、財政課長ほか担当18名の職員配置で、財政の計画及び調査、予算の調製、配当及び執行管理、決算認定資料の作成のほか、市債、一時借入金、地方交付税、競輪及び競艇、財政状況の公表等の事務を分掌しております。  このうち予算の調製並びに執行管理につきましては、厳しい財政環境のもと、予算編成方針、執行方針に基づき、効率的な財政運営の徹底と適切な予算執行の確保を図り、財政再建達成に向け取り組んでおります。  次に、27ページをお開き願います。管財課は、管財課長、土地・南大沢複合施設総括管理担当主幹ほか、管財係、庁舎管理係、車両管理事務所の3係合計で47名となっております。  事務事業の概要ですが、土地開発基金等を含めた市有財産の総括管理及び処分のほか、不動産審査会、公共料金の支払い、庁舎の管理、車両管理に関する事務を分掌するとともに、管財課職員の兼務により八王子市土地開発公社の事務を行っております。また、土地信託事業により建設しました南大沢複合施設の総括管理も行っております。  このうち、市有財産につきましては、その有効活用と未利用地の解消を図るとともに、土地開発公社、土地開発基金については、今後のあり方についても方向性を検討しているところでございます。  次に、29ページの契約課をお開き願います。契約課は、課長ほか契約管理係、工事契約係、物品契約係の3係13名の職員配置となっております。  事務事業の概要ですが、工事請負、委託、物品の購入などの契約及び検査を行っているほか、一般及び指名競争入札、業者選定委員会事務及び入札契約の適正化に向けた取り組みを行っております。  以上でございます。 23 ◎原島行財政改革推進室長 それでは、33ページをお開きいただきたいと思います。本室は、職員6名によりまして、14年度から16年度までを取り組み期間とする行財政改革大綱、並びに本年度をもって終了する財政再建推進プラン、これらにつきまして、その推進と総合的な調整を所管しております。  以上でございます。 24 ◎宮崎IT推進室長 IT推進室の所管の概要について御説明申し上げます。  37ページをごらんいただきたいと存じます。IT推進室は、電子自治体の推進を図るため、八王子市組織条例第3条の規定に基づきまして、昨年の4月に設置された臨時組織でございます。  所管の概要でございますが、電子自治体の推進にかかる基本計画の策定及び総合調整に関する事務を分掌しております。  職員配置の状況でございますが、室長と主幹2名、主査1名、主事3名の計7名でございますが、このうち情報化推進担当の主幹は、本年4月から7月までの予定で、情報化の勉強をするため東京都立工科大学へ、また、主事1名は、今年度いっぱい、東京都総務局IT推進室業務改革担当課へ研修のため派遣しております。  主要事務事業の概要でございますが、電子自治体推進の基本計画とも言うべきe-City八王子計画を昨年8月に策定済みでございます。  また、電子化の推進に伴って、情報の安全管理という問題が極めて重要となってまいりますが、このための情報セキュリティポリシーを策定いたしました。今後、これをもとに職員教育等を行い、コンピュータシステムやネットワークを安全に運用していく考えでございます。  また、全国の自治体を専用回線でネットワーク化し、文書交換等を行うためのLGWAN、総合行政ネットワークへの接続を本年10月に予定しております。また、電子申請・調達を行うためのシステムを現在都区市町村共同で開発を進めているところでございます。  なお、LGWANと国の府省の霞が関WANを接続し、全国の行政機関をくまなくネットワーク化して、公文書の交換やメール交換、あるいは電子申請等を行うことを予定しておりまして、行政機関相互の情報の共有化とあわせて、市民サービスの向上を図っていくものでございます。  その他職員の情報リテラシーを高めるためのパソコンの操作研修等を行っております。  以上でございます。 25 ◎高野税務部長 それでは、税務部にかかります所管事項につきまして御説明いたします。説明資料39ページでございます。  税務部につきましては、3課と滞納解消対策本部で構成されております。事務事業は、市税の賦課徴収業務が主な内容でございまして、職員数は 180名となっております。  次に、課ごとの内容でございますが、まず、41ページの住民税課でございます。この課は、税務部の庶務として、条例の改正、市税の統計に関する事務を分掌しているとともに、都民税を含みます個人市民税、法人市民税のほか、軽自動車税、市たばこ税、事業所税の課税事務と、これらの税証明の交付を行っております。また、地方譲与税などの税外収入に関する事務を行っております。  職員の配置は、2係で課長以下55名でございます。  次に、42ページになります。資産税課でございますが、この課は、土地家屋償却資産にかかる固定資産税、都市計画税の評価と課税事務のほか、国有資産等所在市町村交付金に関する事務を行っております。また、固定資産の公募の閲覧、縦覧と、証明交付に関する事務も行っております。  職員の配置状況は主査制で、課長以下76名でございます。  次に、43ページの納税課でございますが、この課は、市民税、固定資産税等の市税収納にかかる事務を行っております。金融機関に納付された市税の管理に関する事務、また、納付がおくれております市税につきまして、督促状、催告書の発送のほか、滞納者の財産調査、差し押さえ等の滞納処分を行っております。このほか、口座振替の普及に関する事務を行うとともに、納税証明事務を行っております。  職員の配置は、主査制で、課長以下49名でございます。  また、納税課内に設置されています滞納解消対策本部につきましては、市税、国民健康保険税等庁内13債権の滞納解消対策を行っております。  本部職員の配置状況は、担当主幹以下4名でございます。  恐れ入りますが、81ページをお開きください。固定資産評価審査委員会は、納税者からの固定資産課税台帳に登録された価格についての不服を審査決定する独立した中立的機関として設置されているもので、6名の委員で構成され、審査に当たっては3名の委員による合議制で行っております。その事務局として、住民税課の職員4名が書記を担当しております。  税務部からは以上でございます。どうぞよろしく。 26 ◎小林生涯学習部長 生涯学習部について御説明いたします。  45ページをごらんください。生涯学習部は、推進課、交流課、婦人センターの3課に、生涯学習関連施設整備担当主幹、NPO支援・協働推進事業担当主幹男女平等施策推進担当主幹を配置しております。  最初に、47、48ページにあります推進課ですが、生涯学習や文化行政にかかわる施策の総合的な企画調整を図る中で、生涯学習支援システムの管理、文化事業の推進などを行うとともに、学園都市にかかわる施策の推進を担当しています。また、市民会館、芸術文化会館、南大沢文化会館学園都市センター及び生涯学習センターの管理運営を行うほか、クリエイトホール全体を管理しております。  職員は、課長を含め12名です。  なお、生涯学習関連施設整備担当として、主幹と担当1名を配置し、夢美術館の整備、開設準備を行っています。  次に、49、50ページにあります交流課です。コミュニティ施策の推進を図るとともに、課長がNPO支援のための主幹を兼務をしまして、市民との協働推進事業を実施するほか、市民活動団体との調整も行っています。そして、国際化の推進に関する事務や、消費者センターを拠点として消費者保護に関する事務を行い、さらに市民センター、地区会館等、及び長房ふれあい館の管理運営も所管しています。また、男女平等施策推進担当主幹を配置をしまして、男女平等施策の推進に関する事務を所管をしています。  職員は、課長、主幹を含め12名となっております。  次に、51、52ページにあります婦人センターです。この施設は、男女平等を担当する主幹が課長を兼務をしまして、4名の職員とともに、女性労働者や勤労者家庭の主婦などを対象に、各種講座を実施するなど、女性を対象にした自立支援、福利厚生事業を行っています。  なお、生涯学習部が管理運営を所管しております文化施設や市民センター、地区会館等については、財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団に委託した上で、事業に対する補助を行うなど、同財団と連携して施策の推進を図っております。  以上です。 27 ◎池田市民部長 53ページをお開きください。市民部は、本庁に市民課と国民健康保険年金課の2課、出先に14の事務所と斎場事務所でございます。  職員 255名の体制であります。  55ページをお開きください。まず、市民課でございますが、この課は、主要事務事業の概要にありますように、戸籍事務、住民基本台帳事務等を行っておりますが、15年3月末の本籍数は約14万 6,000になっております。住基の世帯数は約22万、人口は52万 7,000でございます。外国人登録では、 7,200人の方の登録がありまして、94ヵ国の方が登録されております。そのほか、町区域に関する事務、広聴事務、それから、56ページにいきまして、市民相談あるいは町会、自治会、親切運動に関する事務を分掌しております。  次に、57ページの国民健康保険年金課でございますが、所管の概要にありますように、国民健康保険と国民年金の事務を分掌しておりますが、国保は全市民の約34%が加入しております。国民年金は、平成14年度から、これまで市で行っておりました保険料関係事務等が国の事務となりましたので、市で把握しております第1号被保険者は14年度末で10万 8,000人となっております。  58ページをお開きください。6の給付事務につきましては、法改正によりまして、本年4月から給付割合が表のとおりとなっているところでございます。また、高額療養費、加入者が出産したときに支給する出産育児一時金、あるいは葬祭費などの給付、また、7、8にありますような貸し付け事務を行っております。  次に、60ページをお開きください。市民部の事務所でございます。全部で14ヵ所、 123人の職員がおりますが、表の一番下の駅前事務所を除きまして、13事務所につきましては、昨年の9月から、執行体制、執務体制を再編いたしまして、浅川、由木、元八王子、北野の4つを拠点事務所といたしまして、福祉、税務の一部の事務を付加して、拠点事務所ごとに4つのグループ化をしているところでございます。拠点事務所長が一般事務所の所長も兼務しております。  なお、拠点事務所は本庁と同じく夜7時まで、駅前事務所は平日夜7時まで、それから、日曜日も開設しております。取扱業務等は、下の方の主要事務事業の概要のとおりでございます。  最後に、61ページの斎場事務所でございますが、山田町の市営斎場で、式場の貸し出しあるいは火葬業務を行っております。施設の概要は、下の方にございますけれども、14年度の火葬件数は 3,233件となっております。  なお、主要事務事業の2のところにございますように、5市で構成する一部事務組合が南多摩斎場を運営しております。14年度の火葬件数は約 3,900件ございますが、八王子の市民の利用はその10.5%、 411件となっております。  以上でございます。 28 ◎原出納課長 65ページをお開き願います。出納課は、職員21名によりまして、公金の収納及び保管、支出命令書の審査及び支払い、決算書の調製、指定金融機関等の指定の事務を行っております。  以上でございます。 29 ◎小牧選挙管理委員会事務局長 選挙管理委員会事務局につきまして御説明申し上げます。  資料は69ページでございます。当事務局は、局長以下10名で、主査制により委員会の事務を行っているところでございます。  主要業務でございますけれども、衆参両院議員選挙、最高裁判所裁判官国民審査、地方公共団体の議会議員及び長の選挙、農業委員会委員の選挙の執行でございます。そのほか、選挙人名簿の調製がございまして、選挙人の転出入等の異動関係の調査・整理、並びに年4回の定時登録、それから、選挙時における登録、そういったものを行っております。  以上です。 30 ◎岡部公平委員会事務局長 説明資料の73ページをお開き願います。公平委員会は、地方公務員法の規定に基づいて、職員の勤務条件の措置要求や不利益処分に対する不服申し立てを審査し、決定するほか、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する法律に基づいて、市立の小中学校の学校医等の公務災害補償に関する審査の請求について裁定をする機関でございます。  現在、委員3名、事務局職員3名の体制となっております。事務局職員はいずれも総務部庶務課の職員が兼務をいたしておりまして、定例的な会議の開催、公平委員会規則の改正、委員研修等の事務を執行しているところでございます。  以上でございます。 31 ◎下田監査事務局長 それでは、監査事務局につきまして御説明します。  主に資料の77ページになります。監査事務局は監査委員の命を受けまして、主査制により決算審査や出納検査、定期監査などを監査計画に基づき実施しております。監査報告書案、意見書案などの作成から公表に至るまでの一連の事務を執行しております。  主要な事務事業の概要ですが、市長から審査に付されます決算審査を年1回、収入役が行います現金の出納事務にかかわる例月現金出納検査を毎月1回実施しております。  定期監査につきましては、5番目にあります事務監査とあわせまして、市の財務に関する事務が適正かつ効率的に執行されているかどうかを主眼として、毎年上半期と下半期に分けて実施しているところであります。  以上です。 32 ◎対間康久委員長 それでは、所管事項の説明は終わりました。  御質問はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◎対間康久委員長 それでは、御質問もないようでございますので、進行させていただきます。  次に、報告事項に入ります。  まず、鉄道を利用する職員の通勤手当の算定方法の変更について及び公共施設に駐車する職員からの駐車代金の徴収についての2件について市側から報告願います。 34 ◎菊谷職員課長 それでは、お手元の資料に基づきまして御報告をいたします。  まず、鉄道を利用する職員の通勤手当の算定方法の変更についてでございます。  これは、通用期間1ヵ月の定期券代をより割引率の高い通用期間6ヵ月の定期券代に変更しようとするものでございます。経費削減効果といたしましては、年間で 1,000万円程度を見込んでおります。  実施時期につきましては、5月1日からとなってございます。  次に、公共施設に駐車する職員からの駐車代金の徴収についてでございます。  現在、マイカー通勤の職員のうち、一部出先施設勤務職員等につきましては、市施設内スペースに業務に影響を与えない範囲で駐車しているところでございますが、便宜供与に対する本人負担等を考慮いたしまして、駐車代金を徴収することと決定いたしました。  料金につきましては、正規職員については 4,500円を基本に、交通不便地域及び障害者につきましては割り引きを行い、また、嘱託員等の非常勤職員につきましては、勤務日数等に応じ正規職員に準じた額を徴収しようとするものでございます。  年間の駐車代金は、通年で1億 3,000万円程度の収入を見込んでございます。  実施時期につきましては、6月1日を予定してございます。  以上でございます。 35 ◎対間康久委員長 市側の報告は終わりました。  御質問はありませんか。 36 ◎吉本良久委員 公共施設に駐車するということですけれども、これは公共施設は大分あります。そこで、受け皿というのは、駐車スペースというのはどういう形になっているのか、本庁だけを対象にしているのか、これらを説明願いたい。 37 ◎菊谷職員課長 現在、本庁につきましては、これは職員が近隣の駐車場を自分で探して借りてございます。ただ、事務所等につきましては、業務に影響を与えない範囲で職員が駐車をしておるという状況でございます。  また、清掃事業所等も同様の形態になっておりますので、そうした施設に駐車をしている職員から4,500円を上限に料金を徴収する、こういうものでございます。 38 ◎吉本良久委員 当然スペースには限界がある。ですから、お金を取るということになると、ある程度駐車を認めるような形になってくるわけで、そこらを正規職員と非常勤の人との兼ね合いが少々料金によって違うやに今お聞きしたんですけれども、ここらのお金を取って、そして、それがだれでもどういう形でもって職員だったらとめられるのかどうなのか、そこらの規制というのはどうなっているのか、ここらも聞かせていただきたい。 39 ◎菊谷職員課長 現行の駐車をしている施設を拡大するという考えはございません。そこに、特に区画を設けて駐車を許可するという形ではございませんで、現状の今現在置いているところに置くという形で、一部施設等については、職員が通勤した順番に車を詰めるというような状況もございますので、それぞれの施設ごとで多少駐車形態は異なるという状況でございます。 40 ◎多田寿美江委員 何点かお聞きしたいんですが、鉄道の方の料金ですが、今まで6ヵ月で定期券はやっていなかったんでしょうか。 41 ◎菊谷職員課長 従前は1ヵ月という形で実施をしてございました。 42 ◎多田寿美江委員 本当にこれは逆に私は驚いたんですけれども、やっていただいていいんではないかなという気がします。  それと、もう1つ、この最寄りの駅はどこで設定されていますか。八王子駅から通う方と、西八王子駅から通う方といらっしゃると思います。 43 ◎菊谷職員課長 本庁に関して言いますと、住居にもよりますけれども、最寄り駅は西八または八王子という形になってございます。 44 ◎多田寿美江委員 これは、西八王子からの場合は歩きだと思うんです。歩きか、バスに乗るか、わからないんですが、西八王子より西側から来た場合には西八王子なのか、それとも、皆さんの方の請求が、例えば八王子まで行って八王子からバスに乗ってくるということになると、そのまま出されていたんでしょうか。
    45 ◎菊谷職員課長 西八王子から西につきましては、高尾とか、あるいは神奈川、山梨方面については、最寄り駅は西八王子ということになります。ただ、日野あるいは立川方面から来る場合につきましては、最寄り駅は西八または八王子という二通りになってございます。 46 ◎多田寿美江委員 それは請求する人に準じて支払われていたということですか。 47 ◎菊谷職員課長 私どもの方で内容を確認をいたしまして、承認をするという形をとってございます。 48 ◎多田寿美江委員 余り細かいことを言いたくないんですけれども、きちっと見ていただきたいと思います。  次に、駐車場に関してですが、これは、私も市民の方また職員の方からも声を聞いておりました。といいますのは、本庁にいらしている方は大体1万円近くの駐車料金を払ってこの近くに借りているわけです。出先機関というのは全く無料ということでしたので、これは、多摩市が既に行われていると思うんですが、多摩市と八王子と同じようなやり方をされるのかどうか教えていただけますか。 49 ◎菊谷職員課長 実施の方法につきましては、多摩市と同様でございます。金額につきましては異なるという状況でございます。 50 ◎多田寿美江委員 この料金ですが、1ヵ月 4,500円というのは、これはどこから算定されたんですか。 51 ◎菊谷職員課長 これはなかなか難しいところなんですが、1つには、八王子市、今委員さんがおっしゃったとおり、庁舎周辺等は1万円を超す金額になってございます。ただ、今回の駐車の承認に当たりましては、駐車場として広く公募をするというような形をとっておりませんし、職員の福利厚生的な面も配慮する必要があるというようなことから、金額については低く設定をしてございます。また、他市の状況等も参考にしてございまして、多摩市は 6,000円ということになっておりますが、町田市あたりは四千五、六百円、青梅市等も 4,000円程度の金額という状況でございますので、他市等も参考にしながら料金は設定してございます。 52 ◎多田寿美江委員 多摩市はまちの中だと思うんですが、例えば戸吹の清掃工場なんかは幾らになるんですか。 53 ◎菊谷職員課長 戸吹につきましては、交通の便が余りよくないという状況もございまして 3,500円ということになっております。 54 ◎多田寿美江委員  4,500円が通常ですけれども、交通不便地域は 3,500円というのは、この金額はどこから出たんでしょうか。 55 ◎菊谷職員課長 これはなかなか難しいんですが、先ほど申し上げたとおり、1つには、職員の福利厚生的な面も配慮する必要があるだろうということもございます。それから、ほかと比べて、 1,000円がいいのかどうかというのは議論のところかと思いますけれども、ただ、戸吹地域の民間の駐車場を見ましても、余り安くするということは市民感覚から逸脱をするということにもなりますので、 3,500円程度であれば、かなりの理解は得られるのではないかということで設定をしてございます。 56 ◎多田寿美江委員 個人的に言いますと、戸吹は山の中ですから、別にそこに置かなくても置けるんじゃないかなという気がするんです。違反をしてはいけないんですが、これは基本的には高いか安いかというのは個人差があると思いますが、そういう不便な地域ですので考慮していただいた方がいいんではないかなという気がいたします。  あと、今利用されている方はどのくらいいらっしゃいますか。例えば、この通勤方法の実態を教えていただければ、鉄道を利用している人……。今、職員 3,400名の中の通勤方法はどのようにされていますか。 57 ◎菊谷職員課長 通勤方法につきましては、公共交通機関あるいは途中から自転車に乗ったりとかいろいろございますので、延べで申し上げさせていただきます。  JRを含む鉄道の利用者につきましては 740名ほどおります。それから、その他といたしましては、それ以外の交通用具という形になりますが、その職員についてはおおむね 3,050名程度が交通用具を利用するという形になってございます。  内訳を申し上げます。JRが約 500名の利用でございます。それから、その他の京王とか西武の鉄道を利用している職員が約 250名程度おります。それから、そのほかに交通用具というふうに言っておりますが、自家用車、オートバイとかを利用している職員を申し上げますと、自家用車で通勤している職員が、教育委員会を含めまして約 1,700名でございます。それから、オートバイで通勤している職員が 200名、自転車で通勤している者が 400名、あるいは徒歩が70名程度いるという状況でございます。 58 ◎多田寿美江委員 自家用車は今 1,700名というお話でしたけれども、その自家用車 1,700名のうちの今のこれに該当する台数というか、人数はどのぐらいですか。要するに本庁と、それから駅前とかというのは、全部御自分で駐車料金を払われているわけですよね。出先の関係で、今御自分でお支払いをしていない駐車場、要するに、今回の対象になる自動車というのは何台ぐらいあるんですか。 59 ◎菊谷職員課長 約 570名でございます。それから、学校の職員がおりますので、約 900名という状況でございます。 60 ◎多田寿美江委員  900名ということで、学校の職員からも徴収されるということですね。わかりました。いろいろここへ持ってくるまで大変だったと思うんですけれども、この後、これでまた自家用車を 900名の方が使わなくなるということもあると思います。いろいろな意味で、市民感情もありましたので、これはやむを得ないかなということを感じます。  以上です。 61 ◎松本良子委員 公共施設に駐車する職員の駐車代金について伺いますが、今対象が 900人というお話でしたけれども、学校の職員も含むということですね。ということは、市の職員でなくて都の職員も含むということになりますね。都の職員の数は、そうすると、 900人から 570人を引いた数ということになるんでしょうか。 62 ◎菊谷職員課長 学校勤務職員が約 400名、それから、出先の市の勤務職員が大体 500名程度と見込んでおります。そのほかに、東京都の職員が約 1,300名ほど対象として別にございます。市の職員としては 900名、都の職員が約 1,300名というものでございます。 63 ◎松本良子委員 これは、市の職員から駐車代金を徴収するというのが本来的なのだと思うんですが、都の職員の方も同じように徴収をするということになるんですか。 64 ◎菊谷職員課長 東京都の教職員ということですが、同じように徴収をいたしますし、また、市におきましても、正規職員以外にも非常勤の職員からも徴収をするという内容でございます。 65 ◎松本良子委員 非常勤職員については準じたということですが、都の職員は市の職員と同じように4,500円ですか。 66 ◎菊谷職員課長 教職員につきましても、勤務日数等が常勤で同様でございますので、金額につきましても 4,500円を上限に徴収をするというものでございます。 67 ◎松本良子委員 それと、お金を取るということになると、駐車場に置いておいて何かあったときはどうするんだというようなことが生じないとは限らないというふうに思うんですけれども、そのあたりは何か考えているんですか。 68 ◎菊谷職員課長 特に今回の駐車の許可に当たりましては、例えば整地をするとか、そういうことは一切いたしません。また、今御質問の何か問題が発生したという場合につきましても、市の方では対応しないという内容でございます。 69 ◎松本良子委員 そうすると、職員の方は今まで無料でとめられていたものが月々 4,500円一般的に駐車料として払うようになる。学校の先生も都の職員だけれども、 4,500円支払ってくださいということですね。  それと、もう1点ですが、他市の状況を先ほど出されたんですが、何市ぐらいで、これは職員が駐車した場合有料になっているのか教えていただきたいと思います。 70 ◎菊谷職員課長 他市では、町田市が私どもが聞いている範囲ではこれから実施をしたいということを伺っています。八王子市を除きまして、稲城、昭島、福生、多摩、青梅、それから今後予定されている町田というところでございまして、6市、本市を含めまして7市というのが26市の状況でございます。 71 ◎松本良子委員 今の財政事情の中で、何とかお金を徴収したいということのあらわれなんだろうと思うんですが、職員の皆さんからの反応とか、そういったものはどうなんでしょうか。 72 ◎菊谷職員課長 特に駐車料金の徴収に当たりまして、アンケート調査等もまだ実施をしておりませんので、はっきりしたことは言えませんけれども、特に職員課の方にはこれに対する苦情といいますか、そういうものは今のところ寄せられていないという状況でございます。 73 ◎井上睦子委員 駐車代金の問題についてお伺いするんですが、都の職員と市の職員から、利用者から取るということなんですが、これは、事前に利用者である職員との協議というのは行われたんでしょうか。市の職員の場合には協議があったかもしれないんですが、都の職員との関係ではどうなっているのか。  6月1日実施ということで、通告だけで行うのか、それ以前に、駐車料金を含めての協議があったのかどうかお伺いしたいと思います。 74 ◎菊谷職員課長 八王子市の職員に対しましては、関係団体の方と交渉してまいりました。学校職員につきましては、教育委員会の庶務課の方で現在その辺の対応をしているところでございます。 75 ◎井上睦子委員 都の職員との協議ということは、まだ協議中ということなんですか。それとも、一定の理解が利用者から得られているというふうに理解をしていいんでしょうか。 76 ◎菊谷職員課長 教育の方から話を聞いている中では、大きな問題はないというふうに聞いております。ただ、今現在協議中ということですので、現在それを見守っているという状況でございます。 77 ◎井上睦子委員 見守っているということは、6月1日の実施の延期もあり得るんですか。 78 ◎菊谷職員課長 全体の公平性の確保ということからいたしますと、時期については6月1日で実施をしたいという考え方でございます。 79 ◎井上睦子委員 事前にきちんとした話し合いと、それから、こういうふうに仕組みが変わるわけですから、そこを利用する人たちとの合意形成というのは大変大切だというふうに思うんです。そして、自家用車の通勤については、交通渋滞の問題や環境問題からして、一方では抑制をしなければいけないという考え方もありますし、一方では、仕事の都合上、それからまた、交通不便地域で自家用車を利用しなければ通勤できないという2つの事情があると思うんです。そういった中での職員の通勤手段としての自家用車の選択ということがあると思うわけです。  財政難が背景にはあるんだろうというふうに思うんですけれども、しかし、一方で、そこに働く人たちがどのような通勤手段と、それから職務上も自家用車を使って移動する場合がたくさんありますよね。特に教師なんかはそうだと思うんですけれども、そういったことも考慮してきちんとした合意形成をとる中でこういうことはやっていかなければいけないんじゃないかなというふうに思いますので、そのことは教育委員会とまだ協議中ということであれば、しっかり推移を見守って、合意ができた後に実施をするというような形でぜひそこは検討していただきたいと思います。 80 ◎対間康久委員長 ほかに質問ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 81 ◎対間康久委員長 それでは、ないようでございますので、進行します。  次に、入札・契約の適正化に向けた制度改革について、市側から御報告をお願いいたします。 82 ◎田沼契約課長 入札・契約の適正化に向けた制度改革について御報告いたします。  目的は、公共工事における入札・契約制度の適正化の向上を図り、市民の利益が損なわれることのないようにするものでございます。  1の透明性の確保から、指名停止業者の名称、期間、理由の公表を行うものでして、根拠としては、公共工事の入札契約適正化法第15条に規定の適正化指針に公表するよう定めているものです。  効果は、ペナルティを厳正に行うことにより、不正行為等の再発防止の強化が図れるほか、業者の公共工事への取り組みがより健全なものとなり、結果的に公共工事の品質を確保することができるものと考えております。  方法としては、平成15年7月1日以降に行う指名停止について、閲覧及びホームページに掲載をいたします。  次の指名等業者選定委員会審議結果の公表ですが、根拠は公共工事の入札契約適正化法第8条の規定によりまして、公共工事の入札及び契約の過程に関する事項を公表するものです。  効果は、業者選定理由を公表することにより、業者選定に対しての市民及び業者の信頼が得られるものと考えております。  方法は、平成15年7月1日以降に行う指名等業者選定委員会の審議結果を入札後に閲覧及びホームページに掲載をいたします。  次ページをお開き願います。2の公正な競争の促進から、郵便入札の実施をいたします。  改正内容ですが、現状は入札日に入札参加者が一堂に会し、受付手続の上案件ごとに入札を行っているものを指定期限までに入札参加者から郵送された入札書を開札し、落札者を決定するものでして、対象は、平成15年7月1日以降に公告・公表する制限つき一般競争入札及び工事希望型指名競争入札契約案件であります。  効果としては、談合が行われにくい環境となることと、入札参加業者の移動コストや入札までの待機時間及び入札会場にとどまる時間の削減ができるほか、入札時の受け付けなど参加業者への対応時間が不要となり、事務の省力化につながるものと考えております。  最後に、インターネットでの入札公告等の公表でありますが、改正内容は、制限つき一般競争入札、工事希望型指名競争入札工事発注予定表について、現行は公告、掲示をしておりますが、これにホームページ掲載を加えます。また、入札参加有資格者名簿、入札経過調書、入札契約関係要綱・基準等については、現行閲覧しているものをこれにホームページ掲載を加えます。  さらに、契約の相手方の名称、住所、工事の名称、場所、工期、契約金額、及び優良工事施工者の名称、成績評点については、現行公表しておりませんが、閲覧、ホームページ掲載で公表をいたします。  効果としては、手続等の透明性を向上させることで、公正で開かれた入札契約制度の推進が図られるほか、業者の施工意欲や技術の向上を促し、公共工事の適正な施工が確保できるものと考えております。  実施時期は、平成15年7月1日でございます。  報告は以上でございます。 83 ◎対間康久委員長 市側の報告は終わりました。  御質問をお願いします。 84 ◎井上睦子委員 水道事業の談合の問題があって、こうした一定の2点、透明性の確保と公正な競争の促進ということで、具体的には4点の改善策が出たんだろうと思うんですが、水道の談合の問題については、告訴の方針というのが言われていましたけれども、それは告訴したんですか。今どうなっているんでしょうか。一定問題に決着もつけながら改善策を図っていかなければいけないと思うんですが、それの対応はどうなっているのか説明してください。 85 ◎田沼契約課長 水道部の談合事件を契機にというお話がございましたけれども、財務部としては、従前から制度改革に努めてきたということでございますし、今後も引き続き制度改革に努めていきたいというふうに考えております。  水道部の告訴の関係ですが、まだ起訴された3社に対する判決が出ておりません。判決後に水道部として考えていくというふうに聞いております。 86 ◎井上睦子委員 それはいつごろになるんですか。 87 ◎田沼契約課長 特に時期等については聞いておりません。5月に入って第1回目の審議が行われたというふうに聞いておりますので、もうしばらく時間がかかるかというふうに思っております。 88 ◎井上睦子委員 水道部の事件をきっかけとしてということではなくて、従前からこの制度改革は努めてきたというふうに言われていますが、それもそうだと思うんですけれども、大きな事件を契機に、もう一度しっかり締め直さなければいけないという問題が露呈したんだろうというふうに思うんです。別の問題として切り離さないで、あの事件をきちっと、ある意味で総括をする中で改善策を出していただきたいというふうに思うわけです。  まだ今の報告ですと、これは改革の途中であるというふうに受けとめるわけですが、指名停止業者の名称や期間や理由の公表なり、審議結果の公表なりということで、透明性を高めていく、あるいは郵便入札の実施やインターネットでの公表というのは、一定の前進だというふうに思うんですが、今後、どういった点を改善策として考えておられるのかお示しいただきたいと思います。 89 ◎田沼契約課長 制度の見直しに当たりましては、あらゆる側面から検討を加えていきたいというふうに思っておりまして、最優先で手をつけていくというものを、きょう、お示しをした、報告をさせていただいたというものであります。第1弾というふうに考えておりまして、今後は引き続き検討を加えまして、新たなものを御報告をさせていただきたいというふうに思います。 90 ◎井上睦子委員 私は、総合評価の入札制度であらゆる社会的な行政が推進したいと思っている価値の問題、公共工事を通して環境に貢献をしていく、あるいは労働者の賃金をきちんと確保していく、あるいは人権、障害者雇用の問題とか、そういった視点を含んだ価格のみによらない総合評価によって入札を決めていくというふうな観点を従来から主張しているんですが、そういった点も今後の検討課題に入っているのかどうか、その辺をきちんと検討していただきたいというふうに思うわけですけれども、その点はどうでしょうか。 91 ◎田沼契約課長 今、あらゆる側面から検討するというふうに申し上げましたので、その部分も視野に入れて検討していきたいと思います。 92 ◎対間康久委員長 他に質問はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 93 ◎対間康久委員長 ないようですので、進行いたします。  続きまして、市都民税徴収の引き継ぎについて、市側から御報告をお願いいたします。 94 ◎上田納税課長 お手元に配付させていただきました資料に基づき御報告申し上げます。  目的ですが、東京都が14年度から都民税の増収を図るため、区市町村に対して地方税法48条に基づき徴収の引き継ぎを行うものであります。  対象物件は5件で、総額 2,954万 8,700円。  それから、引き継ぎ要件は、個人市都民税の滞納額が基本的に 100万円以上で、市での徴収が困難と判断される事案。  徴収期間は、15年5月1日から平成16年4月30日まで。  引き継ぎ範囲は、督促、滞納処分などの徴収に関するもの。  同意書の取り交わし日は、平成15年5月1日。  なお、この引き継ぎによりまして、市にとっても1円でも多く税収確保をするため、また、東京都の徴収のノウハウを勉強させていただくものであります。 95 ◎対間康久委員長 市側の報告は終わりました。  御質問はありませんか。 96 ◎松本良子委員 わからないので教えてください。  市都民税の滞納5件ということですが、これを市が徴収すると市にそのお金が入ってくるということになるんですか。 97 ◎上田納税課長 この5件というのは、都からの各市町村が大体5件ということでやっているわけですけれども、うちの方もこれは都民税を取って、私の方もふえるという形でございます。 98 ◎松本良子委員 だから、この5件の総額 2,954万円ですか、このうちの市に入ってくるお金というのはどのぐらいになるんですか。 99 ◎上田納税課長 約73%です。 100 ◎松本良子委員 それで、この5件の内訳というのは、基本的に 100万円以上ということですが、どの程度のものなのか。高額のものは幾らぐらいで、最低のものは 100万円以上ということですから、 100万円ぐらいだと思うんですけれども、そのあたりはわかりますか。 101 ◎上田納税課長 1番高額のものは 2,172万 1,000円でございます。それが1番でございます。あと、1番下が 110万 4,500円。 102 ◎松本良子委員 この滞納理由もいろいろあるのかなというふうに思うんですけれども、滞納理由についてはどんなふうに伺っているんでしょうか。 103 ◎上田納税課長 滞納理由はいろいろありまして、1番多いのは、経済の反映で、極端に言えば倒産とかそういうものはあるんですが、要するに会社の場合は、経営が行き詰まっている中、それと同時にほとんど経済の理由です。その辺が主です。ただ、実際にはうちの方も一生懸命やっているわけですけれども、徴収に向けての対応策として、差し押さえ等とか、そういう形の中で、どうしても取れない方に対しての悪質なものについてはそのように対応している。 104 ◎松本良子委員 倒産をした方から税金を取るというのは不可能なような気がするんです。確かに税金を納める義務というのはあるわけですけれども、今の社会情勢の中で、かなり困難な方もふえていますよね。ですから、引き継ぎをしたということでこれが必ず遂行できるかどうかについては、また判断が必要だというふうに思うんです。そういうことはないと思いますけれども、悪質な取り立てというようなものはないようにぜひお願いしたいなというふうに思います。 105 ◎吉本良久委員 この引き継ぎなんですけれども、現実に八王子市ではだめなんだよと、どうしても徴収できない。だから、東京都と共同で一緒にやりましょうよ、こういうことなのか。本当にうちの方が不良債権で───不良債権ではないけれども、もう徴収不可能だ、だから、東京都に振ってしまって、東京都のある程度一定のノウハウでもって徴収してもらいたいんだということなのか。それから、では、東京都はどれだけのノウハウを持っているのか。現実に市町村でもって取れないものが、東京都がそういう可能性がどういう形で出てくるのかなということが疑問があるんですけれども、これらはどうなのか。
    106 ◎上田納税課長 実は、東京都も私どもも、現実の中で、おっしゃった財産調査をして、財産を差し押さえするというのが基本でございます。だから、先ほども申し上げましたように、どうしても倒産とか、取れないものというのは、逆に財産調査の中で精査をしてやるものでございます。東京都も、それに基づいてやって、ただ、財産が見つからないと、それはなかなか難しいんですけれども、その場合も一生懸命それをやっているわけですが、なかなか見つからない。そういう中のものが困難案件として出てくる。倒産はしていないんですけれども、現実にはそういう形が結構あります。 107 ◎吉本良久委員 それでは、この5件に対しては、あとの1件を除いてはそんなにたくさんではないですけれども、これは、滞納処分だとか、滞納に対する行政的な制約ということかな、そういうようなことはどうなっているのか聞かせてもらいたい。 108 ◎上田納税課長 これは東京都に引き継いだばかりですので、そういうことはまだ一切入っておりません。 109 ◎吉本良久委員 東京都に引き継ぐまでには、八王子でも相当これは難産だったんではないですか。ですから、そういう関係の中では、いろいろと当然税務部とすれば、やらなければならないことはありますよね。そういう形のものがどうなって、それで東京都にどういう形で引き継ぎがあるのかということを説明してもらいたいんです。 110 ◎上田納税課長 先ほど申しましたように、うちの方でも十分精査してやっているわけですけれども、さらに従来の滞納処分で、私どもがやっている中では、なかなか厳しい。それ以上のもののノウハウを東京都の方で───東京都は公売というのを大いにやっておりますので、その辺のところも含めて、これは別の言葉で言えば財産の滞納処分というんですが、そういうような形を東京都の場合やっております。そういう形の中で、今言った案件の対象になろうかと思います。 111 ◎吉本良久委員 大体方向性はわかりました。当然のことながら、少しでも努力をしていこうということで、八王子でできないことは東京都にお願いしよう、そんなことの中で、当然入ってくれば東京都も、都税も市税も貢献できるわけですから、そういうことですよね。  ただ、そこで、滞納されていて、この5件というのは、東京都に送るまで何年ぐらいかかっているんですか。単年度ではないでしょう。ここらをちょっと聞かせてください。 112 ◎上田納税課長 ここで5件渡しましたのは、13年度以前の滞納でございまして、中には、私どもが差し押さえたものもございます。そういう点で、平成9年からのもあります。 113 ◎対間康久委員長 ほかに質問ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 114 ◎対間康久委員長 それでは、ないようでございますので、次に移らせていただきます。  次に、八王子市市民活動支援センター及び八王子市横山南市民センターの開設について、市側から御報告願います。 115 ◎桑原交流課長 それでは、八王子市市民活動支援センター及び八王子市横山南市民センターの開設について報告いたします。  まず、市民活動支援センターでありますが、場所及び施設概要につきましては、本日お示ししている資料の次のページをごらんいただければと思います。  住所は、旭町12番1号、ファルマ 802の5階であります。  開設日は、平成15年6月24日の火曜日としております。  開館時間及び休館日でありますが、開館時間は、火曜日から土曜日は、これは休日を除きまして、午前10時から午後9時としております。それから、日曜日及び休日につきましては、午前10時から午後5時としております。  なお、休館日につきましては、毎週月曜日ということにしておりますが、月曜日が休日の場合には、火曜日を休館としたところでございます。  市民活動支援センターは、市民活動の促進と市民活動団体相互の交流の場として活用するために設置するものであります。昨年8月開催の本委員会に設置の報告を行い、本年度に入り開設の準備をしてきたところであります。このたび、準備もおおむね完了したもので、開設するものでございます。  また、同フロア内には、中心市街地の活性化交流スペースと、本庁舎から移転する社団法人八王子観光協会も併設することとしております。  なお、市民への周知でありますが、6月15日号の市広報に掲載し、周知を図ることとしております。  また、関連しまして、本年度新たな市民活動推進施策として、今行っております市民企画事業補助事業については、現在審査を進めているところであります。今月の31日、今週の土曜日になりますが、午後には公開のプレゼンテーションを北野市民センターで行うこととしておりまして、あわせてお知らせとさせていただきます。  次に、横山南市民センターでありますが、場所及び施設概要につきましては、きょうお示ししている資料の最後のページになります。  住所は、椚田町 137の3、開設日は、平成15年7月7日、月曜日としております。  横山南市民センターは、平成13年の12月、第4回市議会定例会におきまして、建設工事契約の御承認をいただき、本年4月に完了の運びとなりました。本市といたしましては、現在この開設のための諸準備を進めると同時に、センターの管理運営をお願いする財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団や地元住民協議会等と開設に向けた協議を行ってきました。準備もおおむね完了しましたので、開設することといたしました。  市民への周知でございますが、6月15日号の市広報に掲載し周知を図ることとしております。  なお、施設の申し込みは6月16日からとし、実際の利用は7月7日としたところであります。  以上で報告を終わります。 116 ◎対間康久委員長 市側の報告は終わりました。  御質問はありませんか。 117 ◎松本良子委員 市民活動支援センターについて伺います。  ここは、利用者ですけれども、これは特定をされるのでしょうか。それから、登録制などをとるのかどうか、その辺を詳しく知りたいんです。 118 ◎桑原交流課長 利用者につきましては、今ここを委託を予定している市民活動協議会というのがございまして、ここと協議をしておりますが、基本的には特定はしないというふうに考えております。 119 ◎松本良子委員 だれでも利用できるセンターというふうに考えていいわけですね。それで、個人とか団体とか、その辺はどうなのでしょうか。 120 ◎桑原交流課長 先ほどの図面等でごらんになるとわかると思いますけれども、研修室、交流スペースというところがございますが、こういうところは込んでくれば当然予約等が必要になろうかと思います。そういう部分については、団体等が中心になろうかと思いますが、あいているときには、そういう個人の方にも開放するように考えていきたいと思っています。 121 ◎松本良子委員 そうすると、借りたり貸したり、それから、かぎをどうするかということで、管理運営が市民活動協議会に委託ということになりますが、管理者のスペースというのは、ここの事務室、相談コーナーというところになって、それで、ここに常駐するような形になるんですか。 122 ◎桑原交流課長 先ほど申した開館時間については、常駐しております。 123 ◎井上睦子委員 これは、3月議会で条例設定したんでしたっけ。それで、使用料というのは、ちょっと覚えていないんですけれども、教えてください。  それと、八王子市民活動協議会への委託なんですが、ここで相談コーナーなんかもあって、市民活動に対する援助なり支援なりというふうなことの情報提供だとかというのがあると思うんですが、そういう力量が協議会に蓄積しているかどうかということが、活動支援センターがただの交流スペースとしてではなくて、市内にさまざまな市民活動が根づきながら大きくなっていくというような核的な存在になると思うんです。  そのためには、そこで援助する人材というものが極めて重要になってくると思うんですが、その辺の準備はできているのかどうか、万全の体制で開設できるのかどうかお伺いしたいと思います。 124 ◎桑原交流課長 まず、使用料の件でございますが、使用料については徴収しないということで考えております。  それから、市民活動協議会の力量というお話なんですが、去年、中間支援型の組織として市民活動協議会を設立しております。なかなか力量といいましてもまだまだ力がないところがございまして、今回、事務局長についても広く公募をしようということで募集をして、ここが開設するまでに決定をして、この方がある程度コアとなってここを運営していくということでございますので、まだまだスタートから 100%のいわゆる中間支援型の組織としてはなっていませんけれども、これから我々も一緒に勉強しながら育っていくんだろうというふうに思っています。 125 ◎井上睦子委員 この協議会はNPO法人の資格を取ったんですよね───まだですか。では、任意団体に委託をしたということですよね。では、任意団体の委託の問題については、一定の委託の基準を決めて、かつ団体が運営できる力量があるかどうかを見きわめて委託をするというふうな基準があったと思うんですが、これは、数ある団体から選択をしたわけではなくて、市民活動協議会の方に委託を随意でやったわけですよね。そういう意味では、今後の展開の方向によっては、市の責任が多々あると思うんです。  では、この協議会の組織的な内容ですね。会員数をどのくらい持ち、どのぐらいの年間予算を持って活動しているのか。ここを運営するに足りる存在であるというふうに、何をもって確認をして委託をしたのかということを3月の時点ではないんですけれども、改めてお伺いをしたいと思うんです。  そして、今協議会の会長なり、そういう方はどういう方が占めていらっしゃるのか。  それから、ホームページを従前に見たことがあるんですけれども、まだ加入している活動団体も少ないようにも思ったわけですけれども、その辺はどうなのか伺いたいと思います。 126 ◎桑原交流課長 まだ委託そのものはこれから委託契約をするんですが、そういう形の中で委託はしていくという予定はしております。  それから、ちょうど会長はどんな方なのかという話がございました。これは、当初、平成13年、準備会というのをつくりまして、そこから去年の11月4日、正式にこの会が発足したときに、準備会の会長が今会長を務めております。ただ、ここで総会が今月ございまして、その辺では、またどうなるかというのが1つございます。  それから、力量という問題なんですが、市内でいわゆる中間支援型といいますか、市民活動をサポートする、またはコーディネートする、こういう団体というのは、いろいろなNPOというか、市民活動をする方をまとめてこれをつくったところでございまして、先ほど申し上げましたように、まだ 100%の団体ではないわけですが、これから事業を進める上、または、いろいろなことをする中で、市とともに協働しながら一緒に育てていくということになろうかと思います。 127 ◎井上睦子委員  100%ではないということで、市もこの立ち上げにはかかわったわけですから、きちんと責任を持ったかかわりをしていただきたいということと、それから、過去、市民センターができた当時、住民協議会の運営にゆだねて、そこでとても管理的な運営が行われて、市民の反発がとてもあったというような、随分過去の話ですけれども、経緯があります。また、こういう中間支援型の活動団体、そして、まだまだ 100%と言えなくて発展途上の団体であるというときに、そしてまた、事務局長も公募で選定をされて、6月24日のオープンになるときに、さまざまな問題も起こるんではないかというふうに思うんですが、市民活動、そして、市民との協働ということをぜひ管理的にならないような運営、市民の目線に立った運営ができるように、市としても十分な配慮をお願いをしたいというふうに思います。 128 ◎対間康久委員長 ほかに質問ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 129 ◎対間康久委員長 それでは、ないようですので、次に移らせていただきます。  続きまして、八王子市夢美術館開館記念特別展の開催について、市側から御報告願います。 130 ◎伊藤生涯学習部付主幹 それでは、八王子市夢美術館開館記念特別展の開催につきまして、私の方から御報告させていただきます。  八日町の再開発ビル2階に整備を進めてまいりました夢美術館でございますけれども、その開館日につきましては、今後規則制定により正式決定をいたすところです。現在のところ、10月18日土曜日、この日から一般公開を開始することとして準備を進めております。  なお、一般公開に先立ちまして、前日の17日金曜日には、オープニングセレモニーを開催する予定でございます。  次に、特別展の内容についてでございますが、夢美術館の基本コンセプトは、暮らしの中の美術館とし、生活の場の中に誕生する施設として、美術を身近に感じることができる親しみの持てる美術館を目指してまいります。  平成15年における展覧会の企画に当たっても、そうした考え方を踏まえまして、資料にございますように、連続した3つの特別展をすべて開館記念展、いわばこけら落とし展として開催していく予定でございます。  内容といたしましては、まず、美術館の館名になってもおります「夢」、この言葉をキーワードに、美術入門的な展覧会として「絵の夢」、2つ目といたしましては、事前に一般公募し入選した作品を紹介する「公募美術誕生」、3つ目といたしましては、国内の作家たちが描いた国立公園の風景画を紹介する「描かれた日本の風景」でございます。  なお、これらの特別展と並行いたしまして、市の収蔵品によります常設展も特別展示スケジュールにあわせ展示がえをしながら開催をしていきたいと思っております。 131 ◎対間康久委員長 市側の報告は終わりました。  御質問はございませんか。 132 ◎伊藤祥広委員 初めてなので、前のことがわからないので。きょうは特別展のお知らせということなんですが、基本的な開館時間とか開館日とか料金とかがわからないものですから、それを教えてください。 133 ◎伊藤生涯学習部付主幹 開館時間につきましては、午前10時から午後7時までと設定をしております。  それから、休館日につきましては、基本的には月曜休館というふうに考えております。ただし、展示の内容によりましては、その月曜日も公開できるようなことも考えていきたいと思っております。  観覧料につきましては、条例で設定をしておりまして、先ほど申し上げました市の収蔵品を展示する常設展につきましては、一律 100円とさせていただいて、それから、ここで御説明をいたしました特別展につきましては、条例上は 1,000円を上限としてその都度設定をしていくというふうな考え方でおります。  ただし、先ほどの特別展の2つ目ですけれども、公募展につきましては、無料の方向で考えていきたいと思っております。 134 ◎伊藤祥広委員 もう1つ教えてください。美術館でよくギャラリーとかを使って展示するようなことについての貸し出しはなくて、純粋な美術館というふうに思えばいいんでしょうか。 135 ◎伊藤生涯学習部付主幹 この美術館につきましては、展示室としての貸し出しは考えておりません。美術館独自での企画をしていって、市民の方々に美術品を観覧していただこう、そういうふうに考えております。 136 ◎多田寿美江委員 スピードの黒須市長ということで、たしか昨年の6月に、これは新聞に発表されまして、たかだか15ヵ月ですか。本当にこの10月18日にオープンされるということで、私は、前回も話ししましたけれども、熊本の美術館の検討委員会ができて、要するに建設するための検討委員会ができて、たしか5年以上はかかっていたと思うんです。熊本も、再開発ビルの中につくるということでかなり検討されました。本市におきましては、6月に発表になって、まず小林部長をはじめ関係者の方が、この15ヵ月間でオープンされるということは本当に大変だったなと、これは、それこそ敬意を表する思いでいっぱいでございます。  それと同時に、本当に心配な点もいっぱいありますけれども、今日を迎えるまでの検討をされてきまして、検討委員会がたしかできるということで進めていらしたんだと思うんですが、それはどのように今日を迎えたのか教えていただけますか。 137 ◎伊藤生涯学習部付主幹 昨年、市の方で再開発ビルの中の利用の方法として、美術館を整備すると決定してからの経緯ですけれども、これにつきましては、検討組織というものを立ち上げてはおりません。市の方で、所管におきまして、かなり多くの美術館、学芸関係者、それから、国の機関と、いろいろ調査をし、お話を聞き、一番いい形をつくっていこうと、そういう事務を進めていったところでございます。 138 ◎多田寿美江委員 先ほど常設展が 100円、特別展が大体 1,000円ぐらいだという設定のされ方だったんですが、この常設展の内容ですが、点数とか内容はどういうものを考えていらっしゃいますか。 139 ◎伊藤生涯学習部付主幹 常設展につきましては、市が収蔵している美術品、主に小島善太郎さん、それから、鈴木信太郎さんを中心とした絵画がございますけれども、それを展示室が3つあるんですけれども、その中の1つを常設展のスペースとしてそこに展示をしていきたいと思っております。  それで、そこへの展示ですけれども、大きさにもよるんですけれども、20点ぐらいになろうかなと思っております。  ただし、市長の方も当初から言っておりましたけれども、収集につきましては、収集経費を計上して買い上げていくんではなくて、市民の方々の御協力によりというふうなお話をさせていただいております。既に寄贈のお申し出もございまして、それについての調査を今進めておりまして、そういったものもあわせて展示をしていきたいと思っております。  それから、補足させていただきたいんですが、これまでの経緯につきましては、市民の方々、いろいろな美術関係団体、あるいはいろいろ興味をお持ちの方も多くおられますので、そういう方々のお声も聞きまして、検討を進めてきた。そこについても補足させていただきます。 140 ◎多田寿美江委員 今一生懸命寄贈を募っているということで、前回も聞きましたが、その後はかなり寄贈希望者はふえていますか。今どのくらい寄贈されていますか。 141 ◎伊藤生涯学習部付主幹 寄贈の申し出につきましては、当初、新聞報道がありましたことから、10数件のお話があったんですが、一たん途切れておりました。ただ、ここでもまた申し出もございまして、その中で、お名前を控えさせていただきますけれども、八王子市出身の版画家で、既にお亡くなりになられた方の御遺族の方から御寄贈のお申し出がございまして、それにつきましては今調査中なんですけれども、かなり多量な作品が寄贈されるものと。大変申しわけないんですが、寄贈を受けるべきかどうか、これから評価委員会を組織して決めていくんですが、点数につきましては、今本当に調査中でございます。 142 ◎多田寿美江委員 要するに、寄贈されるものではなくて、今寄贈したいという希望者がどのくらいいるのかということなんです。 143 ◎伊藤生涯学習部付主幹 現在のところ、17件のお申し出がございました。先ほどの多くの作品をという方を除けば、絵画については15、版画が2、あと彫刻なんかの申し出もありました。 144 ◎多田寿美江委員 今、これはこけら落としとして3つ載っておりますけれども、今後の特別展の考え方というのは先まである程度計画が立てられているんでしょうか。もし、ありましたら教えてください。 145 ◎伊藤生涯学習部付主幹 現在のところ、今年度の特別展についてここで固めたところですので、今後、16年度以降について考えていきたいと思っております。ただ、考え方といたしましては、先ほど申し上げましたように、暮らしの中の美術館ということで、市民の方々に親しまれる美術館を目指しておりますので、そうした企画についても、そのコンセプトを踏まえた展開をしていきたいと思っております。 146 ◎多田寿美江委員 暮らしの中の美術館ですごく親しみやすい雰囲気だと思うんです。八王子ゆかりの作家がかなりいらっしゃると思うんですが、常設展に何点かあるという今お話でしたけれども、例えば小島善太郎さんにしても鈴木信太郎さんにしても、特別展のように、要するに八王子ゆかりの作家の展覧会、特別展は考えていますか。 147 ◎伊藤生涯学習部付主幹 私の方としましては、特別展の中で、既に八王子市で持っている小島善太郎さんの作品は全体といたしますとほんの一部でございますので、ほかの作品などもお借りしながら、特別展の企画もしていきたい。それから、鈴木信太郎さん、それから、先ほど申し上げました版画家の方とか、ほかにもおられますので、ゆかりの作家の方々の特別展も企画をしていきたい、そう考えております。 148 ◎多田寿美江委員 市長がいつも吉祥寺美術館の話を出されますけれども、吉祥寺美術館の場合は、伊勢丹のデパートの中にあります。八王子の場合は、上がマンションですので、全然条件は違うと思うんです。理事者にお伺いしたいんですが、条件は違う中で、八王子の夢美術館の来館者はどのくらいを考えていらっしゃるか。今後、この美術館をどういうふうに持っていこうと考えていらっしゃるのか、お考えと決意を教えてください。 149 ◎畑中助役 私も吉祥寺の美術館は拝見いたしました。私が行ったときには、さほどお客さんが入っていなかったんですけれども、八王子の八日町ということもございまして、今は通行の方も少ないわけですけれども、私どもが目指しているのは、あの美術館を設けることによって、より多くの人があそこを訪れる。そして、市民の皆さんがひととき美術を観賞することによって、心の豊かさを感じていただくというようなことを目的としておりますので、できるだけ気軽に市民の皆さんには大勢の方に来館していただきたいというふうに思っておりまして、何人というお話もございましたけれども、具体的な数字は今挙げられませんけれども、できるだけ多くの人に来ていただきたいというふうに思っております。 150 ◎多田寿美江委員 助役がいらっしゃった吉祥寺美術館が、伊勢丹の上でも人がいないというお話でした。八王子の場合は、今助役もおっしゃったように、多くの人が訪れてそういうところに親しんでほしいということなんですが、今後、PRの仕方がすごく大事だと思うんです。美術館ができたよ、でも、行きたくなるようなPRをぜひやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 151 ◎井上睦子委員 スタッフの問題についてお聞きしたいんですが、今生涯学習部の方で担当していらっしゃって、特別展の内容まで来年の4月まで決まっているわけですが、今後はふれあい財団の方に開設以降は委託ということになるんですか。  それで、こういう企画をしていくためにも、学芸員などの職員が充実をしなければ、いい内容の展示会はできないと思うんですけれども、今は市の職員でおやりになっていて、特別展の企画までできるということは、なかなか市の職員は優秀なのかなというふうに思うわけですけれども、今後どういうふうにされるのかお伺いしたいと思います。 152 ◎伊藤生涯学習部付主幹 ここの施設の運営につきましては、条例で八王子市学園都市文化ふれあい財団に委託をするということで、既に4月から委託をしております。それで、私の方から説明をいたしましたけれども、財団の方では、2名の学芸員を配置して、こういった企画についても、専門性を持った職員で対応しておりますので、今のところ、4名の体制、将来的には6名の体制でやっていくということで考えております。8月から6名という体制になっております。  それから、非常勤でありますけれども、専門性を持った館長も招聘したいというふうに考えています。そういったかなり専門家たちによって、十分な企画が練られるものと考えております。 153 ◎井上睦子委員 8月から6名で、6名のうち2名が学芸員というふうに理解をしていいですか。  それと、専門性を持った館長というのは、これは常勤、非常勤のどちらですか。 154 ◎伊藤生涯学習部付主幹 常勤としての学芸員としては2名でございます。ただし、ほかの職員で非常勤職員の中にも、学芸員の資格を持った者も配置をしていくということで考えております。  それから、館長につきましては、非常勤でお願いをする予定でございます。 155 ◎対間康久委員長 ほかに質問ございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 156 ◎対間康久委員長 それでは、ないようでございますので、次に移らせていただきます。
     続きまして、八王子市情報セキュリティ基本方針の策定について、市側から御報告願います。 157 ◎渡辺IT推進室主幹 それでは、八王子市情報セキュリティ基本方針、いわゆるセキュリティポリシーにつきまして御報告させていただきます。  お手元の報告資料に基づきまして御説明いたします。  まず、策定の経緯でございますが、全庁的なLAN整備とインターネットへの接続、住基ネットの1次稼動、そして、本年8月の2次稼動と、庁内の情報化が急速に進展する中、個人情報の保護、コンピュータシステムやネットワークの安全と安定した稼動を確保するため、セキュリティポリシーを策定いたしました。  策定の効果といたしましては、職員に業務で取り扱う情報の重要さを認識させるとともに、職員による情報の漏えいや無用な閲覧の防止、外部からの不正アクセス等を防止します。また、万一不測の事態が発生した場合の混乱と被害を最小限に抑えることができます。  次に、その内容ですが、今回基本方針と対策基準を策定いたしましたが、今後、各部各課で、この方針、基準に基づいて実施手順を策定いたします。そして、この手順に基づいて日常業務を行うことになります。  また、全庁的なセキュリティ、管理組織を立ち上げ、全組織、全職員を挙げて、情報セキュリティの保持に取り組んでまいります。  セキュリティポリシーは不変のものではなく、常に新しい情報技術の動向を見ながら変更をしていく考えでございます。  なお、現時点でセキュリティポリシーを策定した自治体は、全国的には全体の約20%と言われております。また、東京都内では、23区のうち11の区、26市では、本市を含めて5市となっております。 158 ◎対間康久委員長 市側の報告は終わりました。  御質問ございませんか。 159 ◎井上睦子委員 住基ネットの問題も含めて、極めて情報セキュリティの問題は重要だというふうに思います。基本方針を策定したのがまだまだ少ない中で、早い取り組みなのだということを報告されたかったのかなとも思うんですが、これは基本方針ですよね。対策基準というのはこの冊子の中にはないですよね。既に対策基準に従って実施手順を策定するというふうにあるんですが、対策基準というのはもう策定をされているのかどうか。  この基本方針を読んでも、本当に基本方針ですから、では、具体的に庁内のどういうところに問題があって、具体的にどういう対策を講じなければならないのか、いつごろそれが実施に移っていくのかということが全く見えないわけです。その辺、この方針が具体化するスケジュールというんですか、それをお示しいただきたいと思います。 160 ◎渡辺IT推進室主幹 今回基準も策定いたしました。非常に具体的なセキュリティを守るための方策というか、方法を書いてございます。この基準として各所管で策定する手順につきましては、非常に具体的な内容になっておりますので、これはオープンに公開することにつきまして、セキュリティ保持の点から非常に問題があるということで、今回はこの部分は非公開ということにさせていただいております。  それから、スケジュールに関しましては、今後各所管を集めた説明会等を開催しながら、具体的に申しますと、例えば住基ネットの関係であれば、市民部は今後二月ぐらいの中でこういった手順を策定していく。それから、それ以外の所管につきましても、三月から四月ぐらいの期間の中で、こういった手順を作成するというスケジュールを考えてございます。 161 ◎井上睦子委員 対策基準と実施手順は、おっしゃるように、明らかにすると、逆に言えば危険性があるという内容だとも思うんですけれども、そこは信じるしかないのかなというふうに思うんですが、でも、一方で、では、本当にセキュリティが万全なのかどうかというのは私たちには見えないわけです。その辺をどういうふうにしていったらいいのかなというふうにも思うんですが、外部監査ということが言われていますが、外部監査はいつごろ実施をして、外部監査をする機関というのはかなりたくさん選択できるほどにあるのかどうか、その辺をお示しいただきたいと思います。 162 ◎渡辺IT推進室主幹 おっしゃるとおり、外部監査という手法によりまして、本市のセキュリティが万全かどうかということのチェックをしていただくということも、もちろん考えてございます。ただ、ポリシーそのものができたのがことしであるということで、職員の周知等の時間も必要でございますから、そういった外部監査を平成17年度以降にやりたいというふうに考えております。  そういった監査をできる法人あるいは資格を持った人につきましては、例えば自治体向けのそういう監査ができる団体とか個人は非常に少ないという情報も得ておりますが、必要性は非常に感じておりますので、その中から経験を積んだ方を精選して監査をしていきたいというふうに考えております。 163 ◎井上睦子委員 外部監査までやっているのは、全国で 108の自治体のみというふうにも聞いておりまして、でも、基本方針を読んでおりますと、古い段階の情報システムからかなりあるということで、とても危険性も高いのではないかというふうにも思いますので、ぜひ外部監査によってきちんとした対策を立てるということを早急にやっていただきたいというふうに思います。外部監査の指摘があってこそ、逆に言えば、内部の問題点なり万全の対策というのができていくと思いますので、そこのところは早目にお願いをしたいというふうに思います。  職員への研修なんですが、先ほどの所管事項の説明でも、東京都への派遣とかいろいろありましたけれども、セキュリティの対策にかかわる研修というのは、それにかかわる職員に対してどのような形で行われているのか、今後行われるのか、お示しください。 164 ◎渡辺IT推進室主幹 セキュリティに関しましては、過去もいわゆる集合教育という形で、 100人規模の職員を集めまして、年に1回ないし2回開催をしてまいりました。こういった集合教育も、今後も継続してまず行っていく考えであります。  それからまた、実施手順を策定するに際しましては、そういう講習会等を開いて、具体的な中身について教育をしていくということがまず第1。それから次に、そういう手順ができましたら、その手順をつくった部あるいは課の中で、全職員に徹底するということが必要になってまいりますので、これは、今度は部単位あるいは課単位でそういう教育の機会を設けて研修等を行うということを考えております。 165 ◎井上睦子委員 あと個人情報の保護の問題なんですけれども、行政の中には、市民の個人情報がたくさんあって、それが不正に流出しない、あるいは不正に利用されないというふうな体制を組まなければいけないというふうに思います。ログ情報、その辺はとれるようになっているんですか。 166 ◎渡辺IT推進室主幹 住民基本台帳の関係につきましては、ここで予算をとりまして、ログ記録が残せるように改造というか改善をしたというふうに聞いております。今後も、このポリシーの中でもうたっておりますように、一遍にということになれば当然お金がかかりますのですぐは無理なんですけれども、入れかえの時期とか新規システムの導入のときには、そういうログをとるような機能もつけ加えるということを基準に設定しまして、今後順次整備をしていくというふうに考えております。 167 ◎井上睦子委員 住基ネットのところでは予算をとったということなんですが、あと、個人情報が税だとか、さまざまなところにあります。早急にログ情報がきちんととれるようにやらなければいけない部署というのはどのくらいあるんですか。その辺は全部点検をされているんですか。 168 ◎渡辺IT推進室主幹 昨年行いました調査によりますと、庁内では、これはシステムの数ですが、約53のシステムで市民の方の個人情報を扱っているという調査結果が出ておりますので、この53のシステムについては、今後入れかえの時期とかをとらえて、そういった機能を付加していきたいというふうに考えております。 169 ◎井上睦子委員 入れかえの時期というふうに言わないで、極めて重要だというふうに思いますので、53部署で扱っているということであれば、早急にその部分にもきちんとそれができるような形で、そのことが、逆に言えば、不正なアクセスを防止できるということにもなりますので、ただ単に研修だけではなくて、そういった整備というんですか、そこをきちんとしていただきたいというふうに、これはお願いをしておきたいと思います。  もう1点ですが、委託業者に対する契約の問題もここに書いてありますけれども、これはもう実施をされているのでしょうか。 170 ◎渡辺IT推進室主幹 今回のセキュリティポリシーそのものは、今後職員に周知するということでありますけれども、ただ、私どもの情報システム課の方で、標準仕様書というのを既に作成をしております。各所管には、今後こういったコンピュータ関係の契約はこの標準仕様書に基づいて契約書を作成するというふうに指導しております。その標準仕様書の中では、そういった個人情報の保護に関する規定も盛り込んで情報を取り扱うようにというような規定が入っているということであります。 171 ◎井上睦子委員 外部委託業者からの個人情報の流出というのが事件として後を絶たないわけです。そこのところを未然に防ぐという意味では、きちんとした契約書が必要だというふうに思うんですが、そうしますと、これからということで、現段階では委託業者との契約においてまだ万全ではないという認識でいいですか。 172 ◎渡辺IT推進室主幹 現時点で、今の八王子市の個人情報保護条例というのがございまして、その規定を契約書等に盛り込むということになっておりますので、現状の中でも個人情報の保護については配慮されているというふうに考えております。 173 ◎井上睦子委員 そうしますと、今情報システム課の方でつくっている契約書の内容は、従前のとどこが違うんですか。 174 ◎高橋情報システム課長 個々のシステムにつきましては、それぞれの所管課におきまして仕様書を定めておりました。今回、情報システム課でつくりました標準仕様書につきましては新たなものでございますので、今回、この15年度の契約から反映するように、この3月末でもって各所管に配付をしたところでございますので、契約書の内容につきましては、まだ所管としては把握をしておりません。 175 ◎井上睦子委員 15年度の契約から新しい仕様書での契約になるということなので、その点は15年度からは万全になるということでいいですか。 176 ◎高橋情報システム課長 各所管の契約時期につきましては、私どもとしては把握をしておりませんけれども、おおむね4月1日の契約かなということで理解をしておりますので、反映したかどうかにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、把握をしておりません。 177 ◎井上睦子委員 ぜひ把握をしていただいて、契約に不備があるようであれば、更新というんですか、再契約というのもしていただきたいというふうに思います。基本方針と基準がつくられているならば、実施手順というんですか、実施計画を各担当部署がつくるまでもなく、推進室としてはやるべきことがたくさんあるというふうに思いますので、この問題はとても重要だと思いますので、ぜひ万全の体制をつくっていただきたいというふうに思います。 178 ◎吉本良久委員 セキュリティには縁がないかなと思うんですが、考え方だけ聞かせてもらいたいと思うんです。八王子市も14年度にLANの整備を完了したと書いてありますけれども、そういった面では、私も議員になってから、八王子市が電卓までなかなか導入しないような、そんなときを覚えていますと、八王子市も非常に変わったなという感覚を持っております。いろいろな歴史があって今日まで来ているんですが、たまたま私は、これらの最たるものは金融機関だと思うんです。金融機関、特に銀行なんかに行きますと、窓口がなかなかわからない人が多いんです。それで、これは私ではわからないからあの人に頼みます、こちらに来てくださいと、よく振り回されるんです。  そこで、セキュリティとは別ですけれども、八王子市の情報関係等についての電算化、コンピュータ化、そしてまた、こういうLANの導入等々で、恐らく全職員がそういうような対応ができ得るのかどうなのかということに私は今疑問を持っているんですが、ここらの教育といいますか、これらの考え方というのはどういう考え方を持っているのか、これだけ聞かせておいてもらいたいなと思うんです。 179 ◎渡辺IT推進室主幹 現在のコンピュータ、特にパソコンの関係は、画面のアイコンと言っていますけれども、絵をクリックするだけで業務処理ができる。非常に簡易に操作ができるような仕組みになっています。ですから、八王子市役所の試験を受けて八王子市役所に入った職員は、全員がパソコンは使えるというふうに理解をしています。もちろん、教えないとだめなので、きちんと教えて使えるというふうに理解しております。 180 ◎吉本良久委員 私自身、余り得意でないですから、こんなむだなことを言っちゃってかえって失礼かなと思うんですけれども、しかし、実際面では、確かに役所を回りますと、それぞれの部署にはちゃんとパソコンも設置されておりますから、ですから、LANも内部ではもうすべてができるという考え方を私は持っているんですが、しかし、その操作と、それから、相手のニーズ、そういった形の中でスムーズにいっていないんではないか、果たしていけるのかなというような疑問を持っているんです。  というのは、これは時たま銀行なんかに行きますと、そこらがまだまだ縦割りのところがあって、だから、私が今銀行なんかに行きますと、役所よりおくれているんではないかとよく言うんです。この前、税務署へ行って、八王子市を見習えと言ってきましたけれども、国の機関も非常におくれています。特にそんなようなことがあるので、全国自治体の20%の中に入る。そして、多摩地区の26市中5市の中に入っているんだよというような、それが職員として徹底されているのかどうなのか、ここらが市民としては、所管としてはそれでいいと思うんですが、考えることは、市民対行政という考え方、これだけは明確にそこらを全職員一丸となって対応できるような体制をつくってもらいたい。これは別に答弁はいただきませんけれども、そういうような考え方の中で、これだけは頭に置いていただきたいと思います。終わります。 181 ◎対間康久委員長 他に質問はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 182 ◎対間康久委員長 それでは、他に質問ないようですので、次に移ります。  平成15年第2回市議会定例会常任委員会付託予定議案一覧表については、お手元に配付のとおりでございますので、お目通し願います。  また、行政視察について、さきの委員会で御一任いただきました行政視察の目的及び視察地について御報告を申し上げます。  行政改革と男女共同参画事業について、岡山県倉敷市及び徳島県徳島市を視察したいと思います。  日程等の詳細については、後日配付しますので、よろしくお願いいたします。  以上をもちまして、総務企画委員会を閉会いたします。                                    〔午後零時00分散会〕 © Hachioji City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...